今月号は、定期外旅客の創造にスポットを当て特集といたしました。コロナ禍を経験し、各鉄道事業者とも充分な旅客の創造の取組みを実施できない期間を過ごし、定期・定期外のお客様減少に苦慮しましたが、新型コロナウイルスによる分類も緩和され、ウイズコロナ・アフターコロナを考慮し、工夫して定期外旅客の創造に取り組んでいます。論説はJR各社・大手民鉄にご執筆いただき、座談会は地方鉄道の担当者にお集まりいただき、取組みをご披露いただいています。各鉄道事業者とも旅客創造に前向きに取り組んでいこうという思いが改めて見てとれると思います。今回の運転協会誌の特集が今後の定期外旅客の創造に取り組むうえで参考になれば幸いです。