今月号は新入社員研修特集として、各社局の取組みをご紹介いただきました。新型コロナウイルスの影響が落ち着いてきているとはいえ、感染予防の対応をしっかり行いながらも、コロナ禍前の取組み内容に戻しつつ、学生から社会人への意識変換教育であったり、実務に直結するICカード対応駅務機器の取扱いや、事故防止の視点からの安全教育の取組みなど、知恵を出し合い工夫して最善の研修・教育を実施している様子がうかがえます。また、座談会では研修担当者にお集まりいただき、研修の目的やその効果、また最近の若者に対する効果的な指導方法など、その苦労話を含めご紹介いたしました。今後の鉄道業界を担う人材育成の参考にしていただければ幸いです。